ハチミツ的な何か ?ブーン系小説短編まとめ?

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川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです


1 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 13:20:33.89 ID:YjEz0V/E0
暗闇に包まれた夜空が、丸い月によって照らされている。

やがて満月は黒い影に蝕まれ三日月へと変わり
黒に塗りつぶされた三日月は消え去っていった。

巨大な飛行船が満月を覆い隠したのだ。

月を背にし、飛行船は進む。

夜の大都市へと向かって進む。

漆黒のコートに身を包んだ女が
その光景を眺めていた。

女が口を開き、言葉を発する。

川 ゚ -゚) 「来たか………一度滅ぼされただけでは懲りないらしい。いいだろう、何度でも滅ぼしてやろう」

そうして女は夜の暗闇に消えていった。



2 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 13:24:39.86 ID:YjEz0V/E0
******

( ‐∀‐) 「…………」

黒いスーツを着て瞳を閉じた男が一人、イスの上に膝を組んで座っていた。

重厚なクッションを持ち、座り心地がとても良さそうなイス。
どこかその姿は威圧的である。

言ってしまえば、ドラマで社長室などに置かれているようなイスだ。
男は机の上に手を附き、頬杖をついて黒く染まった画面に向かっている。

(,,゚Д゚) 「少佐殿、お時間です」

軍服に身を固めた男がイスに座った男に声を掛けた。
その敬語を使った一言にこの二人の力関係は表れている。

( ・∀・) 「ご苦労、ギコ君。それでは演説を始めようか」

イスの男、少佐殿にギコと呼ばれた男は
「はっ」と短く答えてその場から一歩下がった。

すう、と少佐殿は息を吸い、机の上にあったマイクに向けて吐きだす。

( ・∀・) 「諸君! 我々は遂に悲願の時を迎えた! 遂に、遂にニューソクへと我々は辿り着いたのだ!
       諸君も窓越しに懐かしき街並みを眺めていることであろう。おっと、勢い余って窓から飛び込んでしまわぬように。
       興奮するのもわかる、先駆け抜け駆けは戦の醍醐味。しかし! しかしだねっ! お楽しみにはまだ早い」


3 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 13:28:44.41 ID:YjEz0V/E0
( ・∀・) 「さて、諸君。我々の闘争は何時始っていたのだろうか? それぞれの答えがあると思う。
       あの日、国の為に戦うと両親に誓って家を飛び出した時に始まっていたと言う者もあれば
       あの日、銃を握った時、あの日我が国オオカミがニューソクと戦争を開始した時と言う者もあれば」

( ・∀・) 「あの日戦によって死んだ時―――――――――と答える者も居るのであろう」

( ・∀・) 「では、諸君。我々の国は、オオカミは、今、窓に映るニューソクによって滅ぼされてしまった。
       しかし、ああいや、美しい街並みだね。流石先進国だ――――反吐が出る。胸が焼けるような憎しみがにじみ出てくる。
       今や我々の事など世界は忘れ去ろうとしているのであろう、オオカミの民達を」

( ・∀・) 「しかし! 我々はここに生きている! ここで生き、かつての仇敵を見つめている。では、諸君。君達は何を望む!? 」

少佐殿が興奮気味に問うと、彼の部屋に兵士達の雄たけびが聞こえた。

欲望に満ちた雄たけびが。
皆、口々に「戦いをっ! 死をっ!」と叫びを上げる。

( ・∀・) 「そうだ! 我々は殺しに来たのだ! 殺されに来たのだ! 殺し合いに来たのだ!
       世界が我々を忘れ去ろうとしている、その一瞬に思い起こさせてやろうじゃないか!」

( ・∀・) 「かつて戦場を跋扈し! 屍を踏み越え! 世界中を戦い回って来た民達がいたことを!
       では諸君。殺し、殺されに行こうじゃないか!」

少佐殿の演説が終わり、兵士達は慌ただしく行動を開始した。

夜空に浮かぶ飛行船から多くのミサイルが吐き出され
多くの兵士達が降下されたのはこれから数分後のことであった。


12 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 13:57:17.20 ID:YjEz0V/E0
素晴らしい手並みだ、これは最早戦闘などでは無く
演劇の域にまで昇華されている。

否、戦闘は演劇等よりも遥かに素晴らしい。

素晴らしく、戦闘は美しい。

己の命を掛けて舞うのだ。
己の命が果て、そこに屍を晒すのだ。

命とは究極の有限的なエネルギー。

人々は、戦場に居る人々は皆命がけだ。

必死に生き、生きようとしている者達が美しくないわけがあるまい。

そうして死んでいく者達が醜いわけなど絶対に無い。

生き残る者も死に行く者も全て等しく命であるのだ。

あぁ、命とはかくも儚く、美しい。

全力で燃える命、燃え尽きる命はこの世で最も美しい。

美しい、楽しい、気持ちいい、爽快で、興奮する。


13 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:02:15.51 ID:YjEz0V/E0
戦闘とは戦争とは闘争とは命のやり取りとは
この世で最も素晴らしい行為であるのだ。

戦場とはその舞台だ。
踊れ、舞え、皆命がけで戦うがいい。

舞台に上がった者は皆全て美しくなれる
男も女も子供も老人も皆、皆。

皆、闘争が喜びと悲しみを与えてくれる。

戦いの狭間に居てこそ人間は人間で居られるのだ。

戦争を肯定する者だけが人間に合格できる。
清く正しい純粋な瞳を持った人間達。

戦争を否定する者だけが人間に失格する。
汚く間違えた濁った瞳を持った人間達。

( ・∀・) 「我々は戦争を肯定する。しかし、我々は人間を捨てた。
       故に“人外”。化物となってまでも争う我々と貴様の決着を着けようじゃないか。
       滅ぼし、滅ぼされ、滅ぼし合おうじゃないか。では、諸君――――――――――」

( ・∀・) 「素直クールへと突撃せよ! 闘争による歓喜を噛み締めろ! 戦いによって生を完遂せよ!
       我々はオオカミが最後の戦士、一夜の夢となりて全世界の者達の脳裏に、我々の存在を再び刻み込むのだ!」

全ては己の為に、戦いの中で抱ける物を全て胸に抱いて死ぬ為に、一瞬でも人々に自らの存在を証明させる為に、
自分に嘘偽りなく自分の誇りを貫く為に―――――――――

15 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:06:54.13 ID:YjEz0V/E0
******

女、素直クールの周囲には人間の体の部品である足や腕などがそこかしこに
ばら撒かれ、亡骸が転がっていた。

横たわる死者達の顔は皆が目を見開き
口を大きく裂いて笑みが浮かべられている。

幸せの絶頂の只中にいるかのように。

何故自分が死ななければならない?
等と言う疑問は彼等には無かった。

戦場に横たわる不条理への抗議も無い。
死者達の顔を見てクールは嘆息し、独白。

川 ゚ -゚) 「全ての者が満足しているのだ。自分が死ぬことにも他人が死ぬことにも。
      彼等は不満を述べることなど無い。戦争で生じる理不尽等と言うものは彼等にとってガキの戯言なのであろう」

川 ゚ー゚) 「私にとっても」

妖しい笑みを浮かべて彼女は言った。
そこで、少佐殿の声が響く。

拡声器を通して拡大された音声だ。

「そうだ、我々はこれを味わう為にやって来たのだ。ただの殺戮などではこの喜びは味わえない」

一世紀ぶりにクールはこの声を聞き、彼女は男の名を溜息交じりに呟いた。


17 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:10:37.01 ID:YjEz0V/E0

川 ゚ -゚) 「モララー、か」

( ・∀・) 「久しぶりだねクー君。一世紀ぶりだな」

川 ゚ -゚) 「あぁ、そうだな。初めましてモララー。“人外”モララー」

( ・∀・) 「あぁ、これはすまない。初めまして、“吸血鬼”素直クール君。
       さて、挨拶はすんだ。早速始めようじゃないか、3000人の人外と1匹の吸血鬼の闘争を」

モララーがそう言うと、上空の飛行船から大量の黒点が降って来た。

やがて点は人の形を成してゆき、クールの前に兵士が舞い降りる。
黒い軍服に身を包み、人の皮に身を包んだ人外の化け物。

クールは隕石が如き勢いで降下してくる1人の兵士へ向けて走り、刀を上空へ向けて一閃。

白銀に刃が煌めいた一瞬の後に兵士の体は二つになり
血が飛び散り、血の雨が降ることとなった。

それは素直クールの黒髪を濡らし
彼女は頬に滴る血を舌で舐め取って己の敵へと駆けて行く。


18 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:15:00.32 ID:YjEz0V/E0
******

遠く離れた瓦礫の上で、飛行船から1人の女へ向けて大量の兵士が
降下していく光景をドクオと言う少年が双眼鏡越しに1人で見ていた。

少年は迷彩柄のズボンに軍靴を履いており腰には黒い革製のバックパック。

赤いフード付きの半袖のパーカーを羽織り、その上から黒いタクティカルベストを着ており
両脇にはナイフと拳銃を両脇に装備出来るよう二つずつ装備されていた。

恰好からドクオは一般人にも見えるが、これは彼の仕事着だ。
彼は黒い革手袋を嵌めた手で双眼鏡を外し、嘆息する。

('A`) 「出撃した部隊は全滅、市民も全滅。こりゃあ悪夢としか言いようがないね」

('A`) 「化物が化物に食って掛かりやがる。化物語りとでも言おうかな。
    俺のネーミングセンスはどうよ? 化物さん?」

ドクオは背後の虚空へと向けて問う。

すると、1人の男が現れた。

その男の恰好は黒い軍服の上から藍色のコートを羽織り
コートの肩には白銀の狼がナイフを銜えている紋章が描かれ
男の頭の上にはコートと同じ色のベレー帽が乗せられており、やはり、それにも狼が描かれている。

(,,゚Д゚) 「化物語り、この一戦には相応しい名かも知れんな。
      だが、化物が溢れている物語に1人だけ人間が紛れ込んでいたら、そいつのほうが余程化物じみていないか?」

男はオオカミの軍人、ギコであった。


20 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:19:44.59 ID:YjEz0V/E0
(,,゚Д゚) 「貴様の匂いで分かるぞ、貴様は人外では無い。ただの人間だ。何時の間に紛れ込んできた?」

('A`) 「逆に聞いてやるよ、ニューソクの戦力があれだけだと思ったのか?
    “俺達”に噛みついて、噛み返されるだけで済むと思うなよオオカミっ!」

ドクオが吠えると、右手で左脇から拳銃を抜き取り
振り向きざまに銃口をギコへと向けて発砲する。

ギコの頭部に弾丸が撃ち込まれ
彼の上半身は大きく仰け反り、くの字になる。

そのまま後方に倒れてゆくものかと思われたが
ギコはそのような気配をみせずに上半身を起して元の体勢に戻った。

彼の口には少年の放った弾丸が銜えられており
ギコは口の端を吊り上げニッ、と笑うと弾丸を吐き捨てる。

(,,゚Д゚) 「いいだろう。化物に貴様の牙が届くか試してやろうっ!」

ギコは背中へと手を伸ばすと、一つの細長い棒を取り出す。
棒の先端には鉄の塊があり、その形は剣を模していた。

灰色の巨大な方刃。
全長は3m半程もあり、刀身だけでギコの体を覆い尽くせるほどの大きさだ。

ギコはそれを自分の腹の辺りで軽々と構え、切っ先をドクオの喉元へと向ける。
ドクオは後ろに大きく跳ぶと同時に発砲。

何時の間にか引き抜かれていたもう一方の拳銃を
交差させて放ち、二重の銃撃がギコに襲いかかる。


21 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:23:40.74 ID:YjEz0V/E0
しかし、ギコは大剣を盾のように構えてそれを防いだ。
刀身に火花が爆ぜ、金属音が響きわたる。

('A`) 「ちっ!」

舌打ちを一つし、ドクオは拳銃を両方しまいつつ距離を取る。
だが、ギコはそれを追わずに大剣を構えなおした。

それに違和感を覚えつつもドクオは距離を取り
バックパックからサブマシンガンを取り出して構える。

サブマシンガンを相手へと向けると急にギコが消えた。
ほんの一瞬前には確かにそこに居たと言うのに、煙の如く消えてしまった。

ドクオが胸騒ぎを覚え、前にのめり込む形で飛び込む。



22 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:26:37.98 ID:YjEz0V/E0
すると、岩が砕かれたような轟音が響きわたり、地面が抉り取られる。
ギコが大剣を振るったのだ。

だが、力が思いきり振るわれたわけではなく、彼は軽々と振るっただけだ。
それだけで、この場を揺らしてみせた。

足場がぐらつき、ドクオは体勢を崩してしまうが
ギコを真っ直ぐと見詰め直し、サブマシンガンの銃口を向けた。

ギコは振り下ろした大剣を跳ね上げ
同時に一歩を大きく踏み込んでドクオに切りかかる。

振り上げられた剣先が空気を震わせてドクオの胸元を抉り取らんとするが
彼は上半身を右へと捻って軽く避けて見せ、右手で構えたサブマシンガンを発砲。

放たれた弾丸の群はギコの胴へと突き刺さってゆく。
しかし、肉を打つ鈍い音が響くだけで、大した損傷を与えたようには見えない。

当たるには当たったが、肉を貫くには至らなかった。
内臓を傷つけられず、表面の筋肉を穿ったに過ぎない。

(,,゚Д゚) 「その程度の火器では人外には通用せんぞっ!」

叱りつけるようにギコがそう言うと、再び一歩を踏みこんできた。
左膝を附きだし、それはドクオの鳩尾に綺麗に食い込んでいく。


23 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:30:40.65 ID:YjEz0V/E0

(;'A`) 「がぁっ!」

衝撃をまともに受けた体はくの字に折れ曲がり、嗚咽と共に唾液を吐き出した。
その上を巨大な刃が通過してゆき、ドクオの体に振り下ろさんとされる。

しかし、ドクオは前転してそれを避け
ギコにすれ違うその一瞬に右脇からナイフを抜刀し、左脇を切りつけた。

刃が脇を這い、肉を断つ鈍い音が響き、ギコの左脇から血が滴る。

すると、ギコは振り下ろした大剣ごとそのまま独楽のように一回転する。

遠心力を武器にした刃はさらに破壊力を増し、360°の広範囲に渡って強大な力が振るわれた。

ドクオは冷静に判断し、そのまま伏して刃が自らの頭上を通過する瞬間を待ったが
彼の頭上を刃が通過することは無く、彼の上で刃はピタリと止まり、刃は振り下ろされることとなった。

再び轟音が鳴り響くが、肉が潰れたり裂かれるような音はしない。
ドクオは跳ね上がって刃を避けていた。



24 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:34:42.68 ID:YjEz0V/E0
しかし、刃が地面に叩きつけられる衝撃によって生じる
地面の振動を避けることはできない。

よって、ドクオはそのまま地面を蹴り上げて宙へと跳び上ったのだ。
空中に上ると同時に彼は右脇の鞘にナイフを収め、拳銃に持ち替える。

右手にはサブマシンガン、左手には拳銃。
彼は持ち得る全ての弾丸をギコへと向けてばら撒いた。

サブマシンガンと拳銃の銃声が断続的に鳴り響き
弾雨がギコの頭上へと振りかかってゆく。

ギコは大剣を思いきり振りかぶった隙を突かれたが
そんな隙など物ともせずに瞬時に大剣を盾として構え防ぐ。

だが、構わず少年は銃火を浴びせ続け、地面へと落下してゆく。
ギコの腕の前へと落ちてゆき、彼の腕に足が着くか着かないかの一瞬。

少年は空中でそのまま身を捻り、頭上を地面に向けて両腕の銃を捨てた。
そうして腕を交差し、両脇のホルスターからナイフを引き抜く。



25 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:38:37.56 ID:YjEz0V/E0
交差させ、ギコが大剣を握る両腕へと一閃。

双刃は両手首を跳ね上げ、掴む物の無くなった大剣は両手と共に地へと落ち
重苦しい鈍い音が響きわたった。超重量の大剣が地面にめり込む音。

少年が地面へと着地すると、ギコは今両腕を切られたことに
気付いたかのようにハッとした表情を見せた。

その顔は狼狽し、緊張とも恐怖とも驚きとも怒りとも悲しみつかない感情で満たされている。

いや、恐らくは。
彼のこの表情が表わすのは喜びであろう。

少年は素早く無駄のない動きで左手のナイフを彼の額へと放ると同時に駆けだす。

ナイフは少年よりも早くギコへと辿り着き
それを食らったギコは弓なりに大きく仰け反った。

そうして一瞬遅れ、少年はギコの首へと向けてナイフを一閃。

刀身が煌めき、骨など無いかのように、光の如き速さでギコの首を軽々と跳ね上げた。


26 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:42:45.56 ID:YjEz0V/E0
首が宙を舞い、首の無い身体から血の噴水が噴き出される。
胴体が力無く膝を附き、倒れた。

少年はナイフを虚空に向けて振るうことで
血を振り払い、ホルスターに収められている鞘に刃を収める。

数メートル離れた場所まで飛び上ったギコの首へと近づき
額に突き刺さったもう片方のナイフを抜き取る。

すると、肉を潰す生々しい音がし
刃があった空間からは血が溢れ出してきた。

(;'A`) 「ちくしょー、本当に悪夢だなこりゃ……気味が悪いったらない。
    んじゃあ、寝てる奴らをぶん殴って目を覚まさせてやるか」

少年はそう呟くと、バックパックからある部品を取り出し
彼はそれを組み立て始める。

横にはギコの首が転がっているが気にも留めない。

ギコの顔は口を両端に大きく裂き、死してもなお笑い続けているかのようであった。


28 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:46:39.84 ID:YjEz0V/E0
******

1000を越える弾雨が降り注ぎ
血が舞い、人が舞い、刃が舞う。

美しい黒髪を振り乱し、クールは孤軍奮闘していた。

弾雨が彼女に振りかかるが、弾が進む先には既にクールはおらず
引き金を引いた兵士の元へと移動していた。

片手で構えた刀を軽く横に払い、一閃。

兵士の上半身が二つに裂けていく。

川 ゚ -゚) 「残るは1204人、流石に多いな」

彼女はそう呟くが、彼女の表情に疲れの色は全くと言っていいほど見えず
汗の一粒も浮かんでいなかった。

「おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」

1人の兵士が雄たけびを上げてナイフを振るい、襲いかかってくるが
彼女は刀を軽く振るって兵士を切り捨てた。


29 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:51:56.30 ID:YjEz0V/E0
川 ゚ -゚) 「1203、やれやれ。楽しいことには楽しいが、飽きてきたな」

「上等ぉぉぉぉぉぉっ!!」

1人の兵士がロケットランチャーを構えてクールへと発射。

黒煙の尾を引いて弾頭が彼女へと進み、着弾。

彼女の肢体がバラバラに吹き飛び
足や腕などが散ってゆく。

しかし、瞬きをした次の瞬間には既に元通りの姿になっていた。

飛び散った足や腕などは無く
何事もなかったかのように彼女は立っている。

怪我の一つもなく。

川 ゚ -゚) 「貴様らも諦めたらどうだ?」

彼女は心底呆れたように言い、ロケットランチャーを構えた
兵士の目前へと移動。

ゆっくりとした動きであるが
その速さは全力疾走しているかのような早さだ。


32 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:55:19.01 ID:YjEz0V/E0

クールへと、6人の兵士が彼女を囲うように一気に襲いかかるが
彼女は気にも留めずに、歩いたままで刀を上空へと一回転させて彼等を薙ぎ払った。

血の雨が彼女へと降り注ぐ。

残酷で、見るに堪えない猟奇的な恐ろしさがそこにはあったが
血の滴るクールはどこか美しかった。

水も滴るいい女。
否、血も滴る良い女だ。

( ・∀・) 「フッフッフ、いいねぇクール君。それでこそ、我々が殺されるに値する素晴らしい敵だ」

モララーが拡声器越しに独白。

川 ゚ -゚) 「モララー、飛行船から高みの見物などしていて楽しいか? 貴様も降りて来い。斬り伏せてやろう」

すると、それを聞きつけたクールは挑発するように言った。

( ・∀・) 「ならば君も全力を尽くしてこの者達を屠るといい。
       そうすれば私は2999の兵たちの命を背負い、戦って勝利して見せようではないか」

川 ゚ -゚) 「言ったな? ならば、一世紀前と同じように全力で叩き伏せてやろう。
      幾千幾万の鬼と成りて、全力で貴様らの狂気を受け止めてやろう」

言い終えるが早いか、彼女の額に、腕に、足に、胴に、背中に、数え切れないほどの瞳が現れた。


33 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 14:59:59.04 ID:YjEz0V/E0
それらの瞳の全てが己の敵へと向けて視線を浴びせる。
残った1000を超える敵達へと向けて。

川 ゚ -゚) 「拘束解除」

クールがそう言うと、彼女の体は急に弾けだした。

弾け飛び、体の部品全てが血液となって地面に滴ってゆく。

やがてそれは水溜りとなり、そこから腕が生える。
沢山の腕が生える、頭が生える、胴が生える。

人間が、人間が生まれる。

武装した人間が、槍で、剣で、銃で武装した人間が水溜りから現れた。

それも一人や二人などでは無く大勢
この場にいる1000を超える兵士達など圧倒的に凌駕する程の大勢だ。

その数は彼等の10倍も100倍も1000倍もある程の果てしない数。

彼等を見ていた兵士達は目を見開き
恐怖にでは無く歓喜に身を震わした。


35 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:04:40.81 ID:YjEz0V/E0
「あれこそが俺達が死ぬに値する力!」「あれが俺達の死!」
「圧倒的な暴力!」「来る! 死の川がやって来る!」「楽しいなぁ!!」

兵士達は口々に叫び、喜びに胸を震わせて
己の敵へと照準を合わせる。

狙いをつける必要などない。
既にこの廃墟を突如出現した奴らが埋め尽くしていたからだ。

( ・∀・) 「ハッハッハッハ! 素晴らしい、死者の軍勢!
       世界にとって既に亡霊と化した私達と本物の死者である貴様らが戦うっ! ハッハッハ!
       滑稽だ、戯言めいてる。最高の喜劇だ! 今宵開催された劇の佳境に相応しい画だっ!!」

興奮気味にモララーは叫び、その声は拡声器越しに響きわたったはずなのだが
廃墟に響きわたる兵士達の悲鳴にも似た歓声によって掻き消されることとなった。

( ・∀・) 「これこそが吸血鬼の真の姿。血とは魂の情報を持った燃料であり
       血を吸うということは相手の魂を奪い取り自らの物とすること」



36 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:08:43.53 ID:YjEz0V/E0
( ・∀・) 「即ち、血を吸う鬼、吸血鬼は数多くの魂を持つ。
       貴様は幾千幾万という魂を持つばかりに幾千幾万という回数を殺されなければ死なぬのだ。
       フッフッフ、吸血鬼め。一世紀前よりも多くの魂を保有しているようだな」

( ・∀・) 「さぁ! 諸君! 進みたまえ! 吸血鬼の全力によって屠られようじゃないか!
       オオカミ軍人として牙を突き立ててやろうじゃないか! 我等が牙の鋭さを見せつけてやろうじゃないか!?」

( ・∀・) 「進め! 突き進め!! 荒々しく過激に最後の最後の時を生きようじゃないか!!」

モララーが叫び、最後の突撃命令が兵士達に下された。

彼らは口々に「Sir Yes Sir!」と叫び、死者の軍勢へと突っ込んでゆく。
彼等の表情は険しくも、どこか明るさを持っていた。

これから死にに行くと言うのに誰一人弱気な表情など見せず、むしろ喜んでいるようだ。
兵士達は斬り込んでいく、死者の軍勢を切り裂くように。

だが、囲まれ、次々と彼等は槍に突かれ、
剣で切り裂かれ、弾丸に貫かれ、殴り殺され、喉笛を噛み千切られ、
様々な攻撃によって彼等は敗れてていった。

分の悪い勝負だ。元より勝ち目など無かった。

彼等と死者の軍勢とでは数が圧倒的に劣っており
その数の暴力の前に嬲り殺しにされていった。

だが、彼等はの表情は皆何処か晴れ晴れとしている。
彼等は口々にこう呟いて死んでいった。

「やっと解放される……」


37 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:12:45.00 ID:YjEz0V/E0
******

数分後。いや、もしかしたら一瞬だったかもしれないが、
オオカミの兵士達は全滅した。

絶望的なまでに勝ち目のない希望の欠片もない戦だったのだ。

それでも彼等は戦った。そして残るは――――――――――

川 ゚ -゚) 「モララー、降りて来い。2999名の命を背負いて戦いに来い」

死者達の群れの中、クールが居た。
彼女は飛行船を見上げるようにしている。

( ‐∀‐) 「諸君、私は楽しかった。これまでの一世紀、この一瞬の為にあったのだ。
        我々が地獄によって浄化される、この一瞬の為に。幸福に包まれて解放される為に」

モララーは目を瞑り、これまでの出来事を逡巡していた。
そして、パッと目を見開き

( ・∀・) 「よろしい、2999名の者達全てが英雄だ。英霊となりて、再び我等が国オオカミで相見えようではないか」

モララーは出撃した。


38 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:16:42.04 ID:YjEz0V/E0
******

敵は最早1人だ。
そう判断し、クールは死者の軍団を彼女の身体へと収めた。

死者達は大量の血へと変化し、彼女の口へと吸い込まれてゆく。
全ての血液が彼女へと収まると飛行船が突如として爆発した。

飛行船が飛んでいた空間を見ると、1人の男が落下している最中だった。
モララーだ。彼は腰に下げた軍刀を抜刀し、頭から落ちていく姿勢でクールの元へと滑空していく。

( ・∀・) 「全ては一夜の夢だ。私達はこの夢の狭間に散ってゆく、多くの物に爪痕を残して死んでゆく。
       私達の命を散らせるべき強敵を相手取り、遮二無二突っ込んでゆき、散ってゆく」

( ・∀・) 「とても楽しい、素直クール君。オオカミが最後の一人、見事討ち果たしてみせよ!」

川 ゚ -゚) 「そんなに死にたいというのであれば、一世紀前に自殺してしまえばよかったのだ」

モララーが軍刀を振るい、クールが日本刀を振るう。
刃と刃は激突し、大きな火花を飛び散らし、耳を劈くような鋭い金属音が鳴り響く。

押し合う刃にモララーは一息に力を込め
曲芸のように彼は空中で一回転してクールの背後へと回った。


39 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:20:43.51 ID:YjEz0V/E0
回り、そのまま刀を彼女の背へと向けて一閃。

クールは瞬時に対応し、姿勢を低くするだけでそれを避け
半回転してモララーと対峙し、そのまま一歩を踏みこんで彼に切りかかった。

刃が右上段から迫り、モララーはそれを腰の鞘を引き抜いて防いだ。
右手に軍刀を持ち、左手に鞘を持つ。

鞘で日本刀の刃を往なし、挟み込むように右手の刃を走らせる。

光の如き速さでクールの首に迫り、日本刀は虚空を裂く。

ゴ、という短い打撃音が鳴った。

すると、軍刀の刃はクールの頭上を掠め、
彼女の黒髪が2,3本宙を舞う。

軍刀を振るったモララーの手をクールが肘で打ったのだ。

手を打たれたによって剣の軌道を逸らされてしまったことにより、
隙が出来、モララーの懐へと更にクールが踏み込む。

地を踏みしめた衝撃をバネとし、
踏み込んだその足で膝蹴りを繰り出す。



40 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:24:42.64 ID:YjEz0V/E0
膝がモララーの鳩尾に食い込み、そこから脳天へと衝撃が駆け昇って行った。

しかし、モララーはそのまま先程刀を往なした鞘を振り下ろす。

凄まじい勢いで鞘がクールの肩に激突して快音が鳴り響き、
その威力で後ろに大きく仰け反ることになった。

モララーが追撃する。

軍刀の切っ先をクールの腹へと向けて刺突を放ち、
風を切り裂いて刃が吸い込まれるように迫る。

衝突。

その一瞬後に金属音が響いた。
鋭い、金属同士が衝突する音。

クールが垂直に迫る剣先を一文字に構えた日本刀の腹で防いだのだ。

そこからは力のぶつかり合いが始まる。

モララーは更に体重を掛けて刃を押す、日本刀ごとクールを貫かんばかりに。
クールは腰を落とし、剣の圧力に刀が負けないように守りの姿勢を取る。

両者押し合い、戦場に拮抗が訪れた。


42 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:29:06.23 ID:YjEz0V/E0
人間離れした力の持ち主である両者の刃は赤熱化し、
刃と刃がぶつかり合っている場所からは火花が発生していた。

一瞬がとても長く感じられる。
だが、そんな一瞬も終わりが訪れた。

クールは力の入れ方ををずらしてモララーの軍刀を弾いたのだ。
軍刀は空を切っ先に捉え、あらぬ方向を貫く。

一文字に構えた日本刀をそのまま横に一閃。

モララーの腹部を銀色の線が切り裂いた。

しかし、切り口は浅い。
モララーはバックステップで間合いを開いていた。

呼吸を整え、クールに対峙しなおす。

( ・∀・) 「化物の王“吸血鬼”。貴様には我等が如き人外などでは叶わぬのであろう。
       人肉を食らい、血を飲み干す吸血鬼の真似事しか出来ぬ我等では。
       しかし、貴様と対峙するには十分な身体能力を得た。ただただ虐殺された一世紀前とは違う」

川 ゚ -゚) 「だが、化物となった貴様らも最後の一人となった」

( ・∀・) 「その通り! しかし、今宵は我等の牙の鋭さを貴様に知って頂く!!」

モララーはそう吠えると
鞘を捨てて懐から一丁の拳銃を取り出した。


43 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:33:45.71 ID:YjEz0V/E0
( ・∀・) 「これより、魔弾をご覧にしてみせよう」

左手でそれを構え、引き金を引き倒す。

銃声は一つ。何の変哲も無い火薬の破裂音だ。

クールは逃げも隠れもしないと言った風に
堂々と身動きもせずにそれを受けた。

彼女の胴に赤い点が出来、口からは一筋の血が流れた。

川 ゚ -゚) 「これが貴様の牙か? 随分と変哲のないつまらん牙だ。圧し折らせて貰うぞ」

クールがそう言うと、彼女は一歩踏み込み
モララーへ刀を一閃しようとするが、出来ない。


44 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:37:39.87 ID:YjEz0V/E0
川 ゚ -゚) 「……? ッ!?」

気付けば膝を附いていた。

すると、彼女は体内で異変が起きていることに気付く。

身体の中で弾丸が暴れ狂っているのだ。

まるで彼女の肉や内臓を食い散らすかのように
それは体内を行き来する。

彼女の体内から膝を砕き、足を動かせなくされていた。

だが、不死身に近いまでの再生能力を持った彼女にはそんなことは関係ない。

破壊された次の瞬間に身体は再生される。

が、再生された端から体内を暴れ狂う弾丸に破壊されてゆく。

――――――――――再生が追い付かない!


45 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:41:49.27 ID:YjEz0V/E0
( ・∀・) 「どうかね? 身体の内部から破壊されてゆく痛みは? だが、内部だけでは終わらぬよ」

モララーがそう言うと、彼は彼女の背後へと回り軍刀を構えた。

( ・∀・) 「吸血鬼は心臓を抉られると死ぬらしいな。
       幾千幾万もの魂を持つ貴様に通じる理屈かは分からんが……」

刃の切っ先を彼女の背中から心臓へと向け、

( ・∀・) 「我等が牙を貴様に突き立てる、貴様の心の臓腑に我等オオカミの牙を突き立ててくれよう!」

咆哮し、モララーは刃を走らせる。

剣先がクールの心臓へと迫り、肉を穿つ生々しい音と共に心臓は抉られた。


46 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:45:41.66 ID:YjEz0V/E0
(;・∀・) 「何……? 何が起きたというのだ……」

呟いた“モララー”の心臓が抉られていた。

いや、抉られていたと言うほど優しい表現では足りない。

彼の心臓は吹き飛ばされていたのだ。

左胸に空いた巨大な空洞がその証拠だ、
大量の血液がばら撒かれ、モララーはそのまま倒れ込む。

アスファルトが肉を打つ音が響き、地面にへばりついた彼の顔は
他の2999名の兵士と同じように、やはり笑っていた。

幸福の絶頂にいるとでも言わんばかりに。


48 :川 ゚ -゚) クーが魔弾を見たようです:2008/12/24(水) 15:50:18.95 ID:YjEz0V/E0
弾丸はモララーから4kmほど離れた場所から放たれ、
殺意も殺気も微塵も感じさせずにモララーの左胸を穿ったのだ。

約4kmもの距離からの記録的な狙撃を以ってして、魔弾を操る化け物の心臓は吹き飛ばされた。

川 ゚ -゚) 「やれやれ、世話やきの小僧め。このような魔弾よりもドクオが放つ弾丸の方が恐ろしいな」

クールはそう言いながら自分の胸に右腕を突っ込み
肉を骨ごと砕き、暴れ狂う弾丸を掴み取りポイと捨てた。

川 ゚ -゚) 「彼の放つ弾丸の方が魔弾だな、化物よりも化物のような人間の方がまだ恐ろしい。
      モララー、貴様らは確かに恐怖と狂気の代名詞として人々の脳裏に焼きつくことだろう。悪夢の再来としてな」
     
川 ゚ -゚) 「だが、貴様らは間違えている、貴様らを倒したニューソク人達も間違えている。戦うことで存在を証明するなど間違っている。
      だが、間違いを犯す時は必ずやってくる。その時に正しい心を持って間違えを犯したか犯していなかったか――――」

川 ゚ -゚) 「それがニューソクとオオカミの違いだ。人間らしい心を持って挑むか、挑まないかの違いだ。
      化物には私は倒せない、人間にしか私は倒せない。魔弾を放てる人間にしか私は倒せない」

彼女はそう言い切ると、“魔弾”が放たれた方角を見やり、口の端を僅かに釣りあがらせ、頬笑みを作る。

その4km程向こう、狙撃銃のスコープの十字線越しにクールの笑みを朧げながらに見とったドクオは、彼女の笑みに釣られて笑った。
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  1. 2008/12/24(水) 16:08:49|
  2. ブーン系小説(短編)
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